極上に甘いキスしてみない?
「じゃ、いこっか」
そのままわたしの手を引いて歩き出す先輩
「ちょっ!せ、先輩!」
「ん?なに?」
「て、手!は、離してくださいよ!」
「えー、デートだから繋ぐもんでしょ」
「えぇ…」
みんなに見られるの嫌なんですよ…
先輩…もう少し自分のかっこよさを自覚してくださいよ…
「じゃ、手繋がないならお姫様抱っこにしとく?」
「大丈夫です…。遠慮しておきます…」
おとなしく手繋ぎます…
「先輩…?」
「ん?」
「今日どこにいくんですか?」
昨日のラインではどこに行くか教えてくれなかった先輩