君にきちんと愛される時





好きだよ、好きなんだよ

ただそれだけなのに


どうしてそんなに冷たいの?



君は私のことを好きではないんですか?



「愁くん…」


そう小さくつぶやいても


誰も聞いてない教室


勝手に虚しくなって
出てくる涙をこらえながら


「もう、やだな~」





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