君にきちんと愛される時



気付いた時にはもう遅かった




「ゴホッ、ゴホッゴホッゴホッ!
はぁ…はぁ…ゴホッゴホッはぁーはぁ」




止まらない汗と咳、久しぶりの発作に焦る



足がふらつきその場に座り込んだ



こんな形でごめんね





「おい、みく!?」

そんな声とともに


急いでこちらに来てかがんできた



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