封印の虹 Vivid army
12歳で士官学校に入学した私は、松原 優亜(まつばら ゆあ)と梅田 美気(うめだ みき)という友達ができた。松原が仲良くしようと言ってくれて、梅田には私から手紙を送って仲良くなった。
そこで調子に乗った私はまた友達を増やそうとした。
クラスで浮いていそうだと思った織雨 美月に手紙を送ったんだ。松原や梅田と一緒にいることで上の方にいた私が手紙を送り、仲良くすれば一人になることは無いと考えたからさ。
そしたら、逆に面倒なことになった。何故あの子に手紙を送ったのか聞かれたんだ。その時は適当にごまかした。その後は何事も無かったんだけどね……
ある日、松原から相談を受けた。梅田が美月をいじめようとしていると。理由は、私が手紙を送ってしまったことと、竹林が美月の書いている小説に興味を持ったことだった。私は教官に相談することを勧めた。
後悔したよ。私があんな手紙を送らなければ美月はいじめられずに済んだんだって。そして、自分がいかに傲慢で嫌な奴だったかが分かった。
それから何週間か経って、松原が倉庫裏に来るよう言って来たんだ。その時、教官を待っていたから離れることは出来ないと言った。しかし、松原は強引に引っ張ってでも連れて行こうとする。
すぐに教官が来て松原は追い返された。これが、私の人生の分岐点だったのかもしれない。
そこで調子に乗った私はまた友達を増やそうとした。
クラスで浮いていそうだと思った織雨 美月に手紙を送ったんだ。松原や梅田と一緒にいることで上の方にいた私が手紙を送り、仲良くすれば一人になることは無いと考えたからさ。
そしたら、逆に面倒なことになった。何故あの子に手紙を送ったのか聞かれたんだ。その時は適当にごまかした。その後は何事も無かったんだけどね……
ある日、松原から相談を受けた。梅田が美月をいじめようとしていると。理由は、私が手紙を送ってしまったことと、竹林が美月の書いている小説に興味を持ったことだった。私は教官に相談することを勧めた。
後悔したよ。私があんな手紙を送らなければ美月はいじめられずに済んだんだって。そして、自分がいかに傲慢で嫌な奴だったかが分かった。
それから何週間か経って、松原が倉庫裏に来るよう言って来たんだ。その時、教官を待っていたから離れることは出来ないと言った。しかし、松原は強引に引っ張ってでも連れて行こうとする。
すぐに教官が来て松原は追い返された。これが、私の人生の分岐点だったのかもしれない。