封印の虹 Vivid army
三年生になった時、自然に美月と一緒にいることが多くなった。一週間くらいは平和に過ごしていたけど、面倒な奴が突っかかってくるようになった。
夜空 清(よぞら きよし)が私の揚げ足を取る様になった。私にも悪い所があったから我慢していたけどだんだんエスカレートしてきた。
美月の事を馬鹿にしてきた。他には美月は私の事を友達と思っていないだとか、私の容姿を馬鹿にしてきたりとかね。
流石に腹が立って教官に言いに行ったんだ。しかしまともに取り合ってくれなかったんだよ。多分面倒だったんだろうね。
教官も当てにならないし、かといって反論すれば次はもっとひどいことをされる。だから我慢するしかなかった。
美月と二人で耐えた。教官の前で差別用語を言わされたり、二人でいたら気持ち悪い奴が二人固まるともっと気持ち悪いと言われても。
こんなことがあってせいで、評価は下げられ、実力も発揮できなくなっていった。自分の性格も変わってしまった。いつも他人の目を気にして、すぐに謝る癖がついてしまった。
そんな私を奴らは笑った。私は、普通に生きたいと願っていたさ。叶わなかったけどね。
夜空 清(よぞら きよし)が私の揚げ足を取る様になった。私にも悪い所があったから我慢していたけどだんだんエスカレートしてきた。
美月の事を馬鹿にしてきた。他には美月は私の事を友達と思っていないだとか、私の容姿を馬鹿にしてきたりとかね。
流石に腹が立って教官に言いに行ったんだ。しかしまともに取り合ってくれなかったんだよ。多分面倒だったんだろうね。
教官も当てにならないし、かといって反論すれば次はもっとひどいことをされる。だから我慢するしかなかった。
美月と二人で耐えた。教官の前で差別用語を言わされたり、二人でいたら気持ち悪い奴が二人固まるともっと気持ち悪いと言われても。
こんなことがあってせいで、評価は下げられ、実力も発揮できなくなっていった。自分の性格も変わってしまった。いつも他人の目を気にして、すぐに謝る癖がついてしまった。
そんな私を奴らは笑った。私は、普通に生きたいと願っていたさ。叶わなかったけどね。