封印の虹　Vivid army
士官学校を卒業した後も、惨めな思いをした。私は打撃部隊にしたいと思っていたが、魔術部隊になった。美月も魔術部隊だ。
当時、魔術部隊はぞんざいに扱われていた。物理攻撃の方が有効なラストが多い時期だったからだ。ちょっと前のメッキ・偽装の様な感じだよ。

物理攻撃もある程度出来る私は歓迎された。魔術部隊の人は穏やかな人が多くて、魔術部隊で集まっている時は安心した。

当時、魔術部隊では武器に魔力を籠めることで攻撃の威力を高めるという研究をしていた。その研究で私はストーリィのヌンチャク、徒然曇龍と共に成果をあげていた。

それによってすこしづつ魔術部隊が見直されてきた。私は美月と二人で多くのラストを討伐した。


しかし、魔術部隊には秘密兵器が存在した。

魔術部隊と一部の人間しか知らない、魔術部隊の中でも反対する者がいる魔力兵器。

その研究に私と美月は関わっていた。
これを作るための費用は、信頼が厚かった安田中尉が集め、魔術部隊の科学者たちが作った。美月も兵器の設計に関わっていた。

こうして、一つ目の魔力兵器、fall down が完成した。
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