封印の虹 Vivid army
卒業してから1日だけ休暇があった。その日は菜の花ちゃんに誘われて海の方を見学することになった。
「ここは校長の部屋~校長は扶桑 太郎(ふそう たろう)という人で~す」
菜の花ちゃんは前に飾られている銅像をぺしぺしと叩いて説明している。それを橙 蜜柑(だいだい みかん)ちゃんが、やめようよと言って止める。
「そして私の兄です」
「うわあ!山城さん!」
突然現れた山城さんは、驚いた菜の花ちゃんを気に留めず校長室に入っていった。
「次は軍艦見に行くよ~」
菜の花ちゃんの後についていくと、軍艦が何隻も停泊している場所に着いた。
「1番左のは戦艦リヴァイアサン、向こうは駆逐艦スカル、私の目の前のは軽巡洋艦土鳩!」
「えっ軽巡洋艦?駆逐艦?何それ」
軍艦にもいろいろあるんだ……菜の花ちゃんは私達に詳しく教えてくれた。
一番大きい船が大きな砲台を載せた戦艦。
駆逐艦は高速で動くことの出来る小さな船で、主に魚雷という水中を進む爆弾を持っている。
軽巡洋艦は駆逐艦より少し大きくて、駆逐艦より大きな武装をしている。
「なんかずっと昔の戦争に使われた軍艦を改造したのもあるらしいよ。ちなみに私は駆逐艦春夏に乗るんだよ」
「私は土鳩……前にある巡洋艦……」
春夏の方も見たいと思ったけどここにはないらしい。菜の花ちゃんは皆に見せたいと言っていた。
「次はお腹すいたしカレー食べよう。ここの食堂のはおいしいよ」
「切り替えが早いね……菜の花ちゃん……」
1日はあっと言う間に過ぎていく。難しいのはわかっているけど、いつかまた、皆でこうやって集まりたいな。
「ここは校長の部屋~校長は扶桑 太郎(ふそう たろう)という人で~す」
菜の花ちゃんは前に飾られている銅像をぺしぺしと叩いて説明している。それを橙 蜜柑(だいだい みかん)ちゃんが、やめようよと言って止める。
「そして私の兄です」
「うわあ!山城さん!」
突然現れた山城さんは、驚いた菜の花ちゃんを気に留めず校長室に入っていった。
「次は軍艦見に行くよ~」
菜の花ちゃんの後についていくと、軍艦が何隻も停泊している場所に着いた。
「1番左のは戦艦リヴァイアサン、向こうは駆逐艦スカル、私の目の前のは軽巡洋艦土鳩!」
「えっ軽巡洋艦?駆逐艦?何それ」
軍艦にもいろいろあるんだ……菜の花ちゃんは私達に詳しく教えてくれた。
一番大きい船が大きな砲台を載せた戦艦。
駆逐艦は高速で動くことの出来る小さな船で、主に魚雷という水中を進む爆弾を持っている。
軽巡洋艦は駆逐艦より少し大きくて、駆逐艦より大きな武装をしている。
「なんかずっと昔の戦争に使われた軍艦を改造したのもあるらしいよ。ちなみに私は駆逐艦春夏に乗るんだよ」
「私は土鳩……前にある巡洋艦……」
春夏の方も見たいと思ったけどここにはないらしい。菜の花ちゃんは皆に見せたいと言っていた。
「次はお腹すいたしカレー食べよう。ここの食堂のはおいしいよ」
「切り替えが早いね……菜の花ちゃん……」
1日はあっと言う間に過ぎていく。難しいのはわかっているけど、いつかまた、皆でこうやって集まりたいな。