封印の虹 Vivid army
空操禁書討伐作戦は、陸軍と海軍が協力して戦う作戦だった。ある人物が空操禁書から願いを叶えてもらうふりをして、空操禁書がどこに行こうとしているのかを聞きだしたらしい。
「今のところ、空操禁書の姿は見えないけど……」
「絶対来ますって。私達が見張ってることもばれてないはずです」
望遠鏡を持った2人の兵士が岩の下に隠れている。岩はメッキ・偽装科が作った物で、見た目は岩そっくりだが軽くていつでも持ち上げて外に出られる。瀬名兵長と宇野一等兵は下に穴を掘って空操禁書を探していた。
「空を飛んでる……航空部隊が何故ここに……」
「おかしいです!あんな機体見たことありません!あれは……飛行機じゃない、人です!」
瀬名が無線で連絡し、宇野は引き続き空操禁書を監視する。その時、宇野が空操禁書と目が合ってしまう。
「返り討ちにしてやる……!」
小型の爆弾を取り出し、空操禁書に向けて投げようとする。
「ちょっと宇野一等兵!まだ連絡終わって……」
瀬名が言い終わる前に、爆発した。岩はバラバラに砕ける。瀬名に大きな怪我は無く、無事穴から出られた。しかし、宇野が出てこない。まさかと思い砕けた岩をどかした。
「瀬名……兵長……」
「しっかりしろ!今助けるから!」
「私……今どうなっていますか……?」
ツインテールにしている綺麗だった髪は焼け、腕に岩の小さな欠片が刺さっている。そして、顔には大きな傷が……
「くそっ空操禁書め!すぐ前線に戻って同じ……いや、それ以上の傷を負わせてやる!」
瀬名は宇野を抱きかかえ、救護班の元へ走った。
「今のところ、空操禁書の姿は見えないけど……」
「絶対来ますって。私達が見張ってることもばれてないはずです」
望遠鏡を持った2人の兵士が岩の下に隠れている。岩はメッキ・偽装科が作った物で、見た目は岩そっくりだが軽くていつでも持ち上げて外に出られる。瀬名兵長と宇野一等兵は下に穴を掘って空操禁書を探していた。
「空を飛んでる……航空部隊が何故ここに……」
「おかしいです!あんな機体見たことありません!あれは……飛行機じゃない、人です!」
瀬名が無線で連絡し、宇野は引き続き空操禁書を監視する。その時、宇野が空操禁書と目が合ってしまう。
「返り討ちにしてやる……!」
小型の爆弾を取り出し、空操禁書に向けて投げようとする。
「ちょっと宇野一等兵!まだ連絡終わって……」
瀬名が言い終わる前に、爆発した。岩はバラバラに砕ける。瀬名に大きな怪我は無く、無事穴から出られた。しかし、宇野が出てこない。まさかと思い砕けた岩をどかした。
「瀬名……兵長……」
「しっかりしろ!今助けるから!」
「私……今どうなっていますか……?」
ツインテールにしている綺麗だった髪は焼け、腕に岩の小さな欠片が刺さっている。そして、顔には大きな傷が……
「くそっ空操禁書め!すぐ前線に戻って同じ……いや、それ以上の傷を負わせてやる!」
瀬名は宇野を抱きかかえ、救護班の元へ走った。