封印の虹 Vivid army
鸚緑さんが出て行った後、夜空さんが来た。夜空さんは、ふわふわとした金髪で、背は他の人より少し高い。歩いているとかなり注目を集めると思う。

「遅くなりましたが、夜空 光です!ストーリィはコンパクトと剣です!皆を守れるように頑張ります!」

テレビの中でしか聞いたことが無い可愛い声で自己紹介をした。少女マンガの主人公のような子が現実にいるんだ……と思った。

「これからよろしく!もう1人、鸚緑さんっていう人がいるんだけど今は用事があっていないんだ」

「では、後で会えたら挨拶を……」

「いや、鸚緑さんは夜空さんのこと知ってるし、一緒の任務になることも少ないと思うから挨拶しなくていいよ!」

愛恩がそう言うと、夜空さんは首をかしげた。出来るだけ鸚緑さんと夜空さんを離そうと皆で話し合ったのだ。
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