封印の虹 Vivid army
「あっ扶桑だ!」
私は旗を振り続ける。扶桑がスイカ島の少し向こうを進んでいる。ということは、もしかしたら私は移動するかもしれない。
「桃心、移動だって!」
菜の花ちゃんが言いに来た。行こうとした時、扶桑が砲撃してきた。
「うわっ!」
運よく私は少し吹き飛んだだけだった。後で海軍の人に話を聞くと、不具合が出て上手くいかなかったと言う。
吹き飛んだあと少し足を擦りむいてしまい、かかった海水のせいで痛かった。
白旗が無いことに気付いて探すと、白旗は元いたところあたりに立っていた。
「旗が立ってる……」
誰かがそう呟いた。周りの人たちが不吉だと言い始める。
「桃心大丈夫!?行こう!」
菜の花ちゃんが私の手を引っ張る。私は立っていた旗に手を伸ばし地面から抜いた。
私は旗を振り続ける。扶桑がスイカ島の少し向こうを進んでいる。ということは、もしかしたら私は移動するかもしれない。
「桃心、移動だって!」
菜の花ちゃんが言いに来た。行こうとした時、扶桑が砲撃してきた。
「うわっ!」
運よく私は少し吹き飛んだだけだった。後で海軍の人に話を聞くと、不具合が出て上手くいかなかったと言う。
吹き飛んだあと少し足を擦りむいてしまい、かかった海水のせいで痛かった。
白旗が無いことに気付いて探すと、白旗は元いたところあたりに立っていた。
「旗が立ってる……」
誰かがそう呟いた。周りの人たちが不吉だと言い始める。
「桃心大丈夫!?行こう!」
菜の花ちゃんが私の手を引っ張る。私は立っていた旗に手を伸ばし地面から抜いた。