封印の虹 Vivid army
空操禁書たちの後を追いかけ、サンセット島沖に来た。
空操禁書は止まり、赤い旗を掲げた。
「この旗に当ててみろ」
解明の本がそう言って、空中に浮かせた。旗はふわふわと浮いている。
「熊手にさせる」
扶桑は巡洋艦熊手を指名した。熊手は攻撃を外すことがほとんどないので選ばれた。
「扶桑さんが……うわーお腹痛くなってきた」
「何言ってるんだ与一。お前がいるなら大丈夫だ」
絶対外さないように、観測手が慎重に照準器を合わせる。それを砲手に伝え、砲手は仰角と向きを決める。
「撃て!」
その場にいる全員が注目する。赤い旗は……
「ド真ん中だ!やったな四一!」
赤い旗の真ん中を撃ちぬき、ぼろぼろになった旗はふらふらと海に落ちて行った。
「四一か……やるな」
解明の本が落ちた旗を見て言った。空操禁書たちは本を振り、軍艦からは拍手が鳴りやまなかった。
空操禁書は止まり、赤い旗を掲げた。
「この旗に当ててみろ」
解明の本がそう言って、空中に浮かせた。旗はふわふわと浮いている。
「熊手にさせる」
扶桑は巡洋艦熊手を指名した。熊手は攻撃を外すことがほとんどないので選ばれた。
「扶桑さんが……うわーお腹痛くなってきた」
「何言ってるんだ与一。お前がいるなら大丈夫だ」
絶対外さないように、観測手が慎重に照準器を合わせる。それを砲手に伝え、砲手は仰角と向きを決める。
「撃て!」
その場にいる全員が注目する。赤い旗は……
「ド真ん中だ!やったな四一!」
赤い旗の真ん中を撃ちぬき、ぼろぼろになった旗はふらふらと海に落ちて行った。
「四一か……やるな」
解明の本が落ちた旗を見て言った。空操禁書たちは本を振り、軍艦からは拍手が鳴りやまなかった。