☆天まで届け☆

自分のサッカーボールをけりながら家路につく。


このまま帰ったってなにもない。


公園でちょっとけっていくか。







そう思った俺は家とは違う方向に歩きだした。




家の近くにも公園はあるが,サッカーをするには少し小さい。

家からちょっと離れた公園は結構広くて,小さい頃から俺はよく通っていた。





















時刻は5時。

4月だからもう夕日が明るい。

夏になれば日が伸びて,ボールがよく見える時期になるな・・・・



そんなことを考えながら公園に入ると・・・・








































キーコー・・・・キーコー・・・・・











公園の隅にあるブランコを漕ぐ音がした。
< 10 / 49 >

この作品をシェア

pagetop