☆天まで届け☆

少女は空を見続けている。

「おい!!もう8時だぞ!なにやってんだよ!」




シカト状態の少女。


イラっとしたおれは



「おいッッ!!!」




さらに大声で呼びかけた。



「!」

少女はようやくこっちを見た。


ブランコの漕ぎが緩まる。


「8時だっつってんだよ。あぶねぇからとっとと帰れ。」

「・・・・・。」


少女はこっちを見続けている。



「な・・・なんだよ。」

「・・・・関係ないでしょ?」






少女は冷めた目で俺にそういった。
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