☆天まで届け☆
初めての会話
「あー。クソ!」
放課後の部活。
今日は調子が悪い。
チームで別れて試合形式の練習をしているのだが,パスを出そうにも読まれ,シュートしようとするが読まれで,俺のボールはすべてカットされていた。
イライラする。
「おーい実ぅ1ちょうしわりぃなぁ!」
「!?」
その声の主は。。。。
「ういっしゅ!!」
竹だった。
俺は顔をそむける。
「なんだよシカトかよぉ!」
「・・・・・・。」
「ななな。今日さ,帰りメシいかねぇ!?」
「・・・・・。」
「なぁ~聞いてる??」
あーマジうぜぇ。なんだこいつ。
「お前さ。」
「ん!!??なになに??」
「なんでそんな俺に突っかかるわけ?」
からかってんの目に見えてんだけど。
俺はこうやってお前に冷たくするのを面白がってんだろ。
「なんでって。おれお前が好きだし。」
「は?」
「お前のこと好きなんだよね,俺。ファンなの。」
ニコニコ笑いながら変なことを行ってくる竹。
「おっと!!ホモとかなじゃないからね、残念ながら。」
「・・・・お前マジうぜぇ。」
「知ってる。」
俺は立ち上がって試合へと戻った。