☆天まで届け☆
あまりに突然のことに,俺は
「な!なにしてんだよテメー!」
と、口悪くいってしまった。
俺が立ち上がると
「やめればいいじゃん。」
!?
少女は表情一つ変えずに俺を見上げていった。
「あ?」
「そんな悲しそうな顔してるならやめればいいじゃん。」
「!」
俺と20センチ以上小さいであろう少女は,俺の目をまっすぐ見続ける。
マジ
なんだろう・・・この子は・・・・
「・・・・み・・・見てて悪かったな。」
「え?」
なぜだか俺が誤ってしまった。
「ずっと見てて悪かったな。」
「・・・・みてたんだ。」
「は!?」
それでおこったんじゃねぇのかよ。
「あ。」
「!?」
「キミ,昨日も公園にいた子だね。」
・・・・覚えてたのか。
「あ・・・あぁ。」
「だったななおさらだね。」
「?」
「サッカーやめなよ。」