☆天まで届け☆

俺は彼女をけり上げる。

彼女は回転することなくきれいに宙を舞う。

きれいな音を立てている。




今日の星は奇麗に見えた。




「明日は晴れるかな。」



ボールが目の前を落ちていく。




―やめなよ。―





「・・・・・。」






見ず知らずの・・・・


まったく関係もない子に,サッカーを悲しそうにやっているといわれた。




その日からずっと考えている。







俺・・・・そんなさみしそうにサッカーをしているのか?
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