☆天まで届け☆

「毅先輩~!!」

「竹ぇえ!!」

竹と三島先輩はなぜか仲がいい。

でも俺にはまったく関係ねぇ。

てかうざい。





「先輩,なんで実に誤ってんすか??」

「ん~・・・・申し訳ないから?」

「へぇ。あいつはたぶんなんとも思ってないっすよ。」

「かもな。・・・でもあいつ見てると,伝わってくるんだよ。」

「へ?」

「本当にサッカーが好きなんだなって。お前も前の自分に似てるから,実にかまってくるんだろ?」

「見事に振られてますけどね。」

「お前振られてんの?望み薄~。」

「・・・・実って・・・毎回思うんすけど。」

「・・・うん?」




「あいつって・・・サッカーが好きって言うか・・・・サッカーしかねぇんじゃねぇかなって思うんですよ。」







「俺と同じように。」
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