☆天まで届け☆
「・・・・だいじょぶ?」
「!」
俺は彼女を抱きとめる状態で後ろにしりもちをついていた。
「・・・いってぇよ。ブランコが・・・腿に直撃だし,お前の顎が頭にヒットだし・・・」
「はなしてよ?ブランコのるの。」
・・・人が痛がってるのにコイツ・・・
「俺が止めたのは,コレ!!」
俺は少女の膝小僧を指さした。
「治療しろよ!って・・・・これ・・・」
俺は傷口を見ると・・・・
刺し傷のように見えた・・・・・
「・・・・平気だよ。」
「・・・・いてぇだろ?」
「・・・痛い。」
「・・・病院」
「病院は行かない!!!ぜったいやだ!!!!」
「!?」
子供みたいなことをいう奴だと思った。
ただの病院嫌いなだけだと思ったんだ・・・・・