☆天まで届け☆

「じゃぁせめて・・・洗おう。」

「やだ。しみる。」

「ガキみてぇなコトいってんなよ!」

「あ!!」

少女は俺に指さして大声をだした。

「な・・なんだよ!?」

「サッカー少年でしょこのあいだの!」

「・・・・あぁ。」


俺のこと覚えてたのか・・・・


「サッカーやめたぁ?」

「やめねぇよ!」

「なぁんだぁ。」

「・・・・・ほれ。」


俺は鞄からティッシュを取り出した。


「血,はんぱねぇぞ?」

「いいじゃん。」

「よくねーし。」

「・・・・・私美羽。」

「は?」




「美羽。あなたは?」
< 46 / 49 >

この作品をシェア

pagetop