あいつに恋するわけがない





駅のコンビニでサンドイッチとリンゴジュースを買う





6時15分発の15両目





いつものように司がドアに持たれかけながら本を読んでいる






「おう」





「おはよう」




トローンとした目で俺を見る




女はこれだけでコロッと落ちる





朝練のメニューの話をしているとあっという間に駅につく






学校の校門をくぐると沢山の女子がこっちをみてくる





まぁ俺様と司のルックスは自分でも認めてしまうくらいにイケメンだ






司は残念なことに無自覚だけど















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