あいつに恋するわけがない
~凉音side~
はぁ 大久保君カッコよかったな
あんなに話しかけてくれるなんて
風呂上りにアイスを食べながらさっきの余韻に浸った
「最高・・・」
思わずそんなことを呟いた
プルプルプル
突然スマホがなった
画面をみると大久保司の文字が!!
「え!?なに!?」
びっくりして尻餅もつきそうになった
ばくばくしてる心臓を抑え呼吸を整えた
「もしもし」
「突然ごめん今大丈夫かな?」
大久保君は少し焦っているようだった
「うん大丈夫だよ」
「さっきのカラオケのとき女子2人がお酒飲んで酔っちゃったらしくてさ
蓮がそれぞれの家に送ったんだけど蓮熱あるらしくてさ」
「え!?大変じゃん!?」