❁初恋 ~あなたと私の物語~❁
❁❀✿✾4、家❁❀✿✾
帰り道は、ほぼ無言だった。でも、手は繋がれていた。気まずい空気の中、2人は家に着いた。
「わあー、私の部屋の物全部ある!いつの間に!?……あれ?」
「こっちに2人用のダブルベッドがある。」
「何で!?」
「……」
「無視された。」
その後、部屋の様子を見て回っていたら、いつの間にか6時を過ぎ、外は暗くなり始めていた。