銀髪姫の恋物語〜やっと掴んだ幸せ〜
「ないない。案外おくじょ…う…に…」


め が あ っ た。


「いたぁぁあぁぁ!!」


「まじかよっ?!」


やばっ!!


急いで立ち上がり、2人がいる反対のドアから出る。


そこまでは良かった。


「いたぞぉおぉぉ!!」


「捕まえろーーーーー!」


「待てー!俺の豪華プレゼントーーー!!」


何でこんなにいるかな?!


教室を出た瞬間、私を待ち受けていたのは数十人の生徒たち。


お嬢様や御曹司の方たちよ、廊下は走ったらいけない決まりなのでは?!


そういう私も走ってるけどさ?!


今は捕まるわけにもいかないし!


てか絶対に捕まったらダメだっ!!


捕まったら史音のお説教がまっているから!


って、前からもきたっ?!


どうするっ?


もういっそのことヤッてしまうか?


何か問題が起これば、夕凪として対処したらいい。



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