銀髪姫の恋物語〜やっと掴んだ幸せ〜
「だから助けてくれた夕凪さんの役に立ちたいんだ」
その言葉に、私は月影から夕凪依亜に口調を戻す。
きっと高梨くんがこれから話すことは〝私〟に関係することだから。
「私の役に立ちたいとは?」
「そのままの意味だよ。夕凪さんが困っているとき、俺は助けたい」
〝純からも頼まれているからね〟っと、高梨くんは続ける。
困ってること…ね。
「え…っと、具体的には?」
「ダンスパーティーの相方…とか?」
「えっ?!」
「…鳴海史音くん」
史音の名前に肩が揺れそうになるのをグッと堪える。
感情は表に出してはいけない。
そう教えられていたことを今思い出した。
さっきから私、感情表に出しすぎ…。
まぁ、高梨くんはいい人ってわかったから脅されるとか弱みを握られるとか考えてはいないけど…。
念のためってやつです。
その言葉に、私は月影から夕凪依亜に口調を戻す。
きっと高梨くんがこれから話すことは〝私〟に関係することだから。
「私の役に立ちたいとは?」
「そのままの意味だよ。夕凪さんが困っているとき、俺は助けたい」
〝純からも頼まれているからね〟っと、高梨くんは続ける。
困ってること…ね。
「え…っと、具体的には?」
「ダンスパーティーの相方…とか?」
「えっ?!」
「…鳴海史音くん」
史音の名前に肩が揺れそうになるのをグッと堪える。
感情は表に出してはいけない。
そう教えられていたことを今思い出した。
さっきから私、感情表に出しすぎ…。
まぁ、高梨くんはいい人ってわかったから脅されるとか弱みを握られるとか考えてはいないけど…。
念のためってやつです。