銀髪姫の恋物語〜やっと掴んだ幸せ〜
「そっか。依亜ちゃんは鳴海くんを信じてるんだね。そして鳴海くんは依亜ちゃんを信じてる」


「うん。疑うより信じたいしね」


「2人はすごいね」


「そうかな?」


これが普通だと思うけど…。


恋人になる前も総長と幹部で絆は強かったと思うし。


「それより!ドレスどれがいいと思う?」


ばっと勢いよく振り向いて優紀くんに問いかける。


「赤色と青色ですか…。僕的には青かな」


「青ね!ありがとう!すぐ着替えてくるから少し待っててね?」


「ゆっくりでいいからね」


「うん!」


優紀くんと別れて、私に当てられた部屋へと向かう。


優紀くんが選んでくれたドレスは後ろが長く、前は膝上となっているもので。


いわゆるショートラインと呼ばれるドレス。


腰には大きなリボンが、胸元にはレースがあしらわれている。


大人っぽくて、少し幼い。


そんな感じのドレス。



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