幼なじみの隣で不器用な恋を

「よし、これ…買おうかな。」


「えっ、即決!?他にも、雑貨屋さん…何店舗かあるし、一通り見てから決めた方が…」


後から見たお店のものの方が良かった…ってパターン、あったりするよね。


「逆に、色々と見て迷うと決めらんなくなりそうだからさ、こういうのはピンときたものを買うのが一番いいよ。」


それも、一理あるか…。


直感は大事だもんね。


眞紘くんの言葉に納得しながら頷く。



「掛け時計とブックラックは、あまり置いてなさそうだから他の店で見ようかな。とりあえずランプだけ購入するよ。」


「うん!」


レジで会計を済ませた眞紘くんと一緒に、今度は別のお店へ。


やって来たのは時計屋さん。


腕時計、目覚まし時計、掛け時計など、それぞれ種類も豊富だ。


「色々有りすぎて迷うな…これ。」


壁に掛けられている時計を一つずつ見ていく眞紘くん。


真剣な眼差しで選ぶ眞紘くんの横顔もカッコ良くて、思わず見つめてしまった。


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