幼なじみの隣で不器用な恋を
幼なじみの私たち。
でも、今は…幼なじみだけの関係じゃない私たち。
眞紘くんと再会して、両想いになれて、本当に良かった。
「顔、真っ赤。」
「だって眞紘くんが、ドキドキさせるようなことサラリと言うから…。」
「本当のことなんだから仕方ないだろ?言っとくけど、俺…花奏のことが相当好きだよ。」
「わ、私だって…眞紘くんのこと大好きだよ。大好き以上に好き…。」
ずっとずっと…
この気持ちは揺るがない。
それぐらい、私にとって大切な人…。
「…………」
眞紘くんの顔が赤く染まる。
顔を見つめ合った私たちは、クスッと微笑んだ。
ねぇ、眞紘くん。
いつも私に、笑顔を、幸せを、ありがとう…。
これからも、穏やかで温かい時間を一緒に過ごして…
未来に続く道を、二人で歩いて行こうね…。
*おわり*