双子ってサイコー!!
校門から逆方向に走って逃げたので……
校門から遠ざかってしまった
あー、仕方ねぇ……
この壁よじ登るか……
オレは、目の前の学校を囲っているデカい壁を見つめ
よじ登ろうとした瞬間……
パンッ……!
何かすげぇ音が聞こえてきた
銃とかではなく……
なんか聴いてて、気持ちが良い音が……
オレは、音の出る方へ足を進めると……
小さな建物が見え、中に入ってみると……
パンッ……!
何人かの着物?袴?なんか分からねぇが
そんな格好した男たちが、弓と矢を持って、矢を放っていた
その中でも、一人だけ綺麗な立ち姿で
矢を放っていた人物にオレは目を離せなかった
「ふぅ………ん?あれ?アキ?
なんでお前、ここにいんの?」
「えっ…!?お、お前…っ!」
綺麗な立ち姿の男は……
アキの友達?ぽい、あのイケメン野郎だった
「アキ、御堂と一緒に帰らなかったのか?」
「あ…いや……その…////」
やべぇ……
なんだ、コレ……
なんか……
心臓がうるさい
すげぇ早さで脈うってるのが分かる……
どうしたんだよ、オレ!!