双子ってサイコー!!





『ま、マキ…様……お、おはようございます…』



「えっ…?あ、お、おはよう…」








マキのファンクラブの人たちが不安気に僕に挨拶をしてきた








な、なんだろう…?









『……っっつ!!
み、皆さん!!やはり、マキ様は変わられてしまいました!

き、今日でこのマキ様ファンクラブは終わりたいと思います!!』




『『『うぅ……っ。グスッ…』』』






「えっ…?」







ふ、ファンクラブ解散…??








『ま、マキ様ぁ…っ!』


『あの男らしいマキ様に戻ってぇ…っ!』


『普通の女になったマキ様なんて見たくなかった…っ!!』







ファンクラブの女の人たちは、涙を流しながら僕に訴えてきた

僕は、この状況がよく分からなくて混乱していた







こ、これマズいよね…?

僕がマキのフリをきちんとしていないから…
ファンクラブが解散になってるってことだよね!?


ど、どうしよう…っ
や、やめないで…っ!とか言った方がいいのかな…!?


で、でもそんなことをすると…
益々、マキらしくないって思われるよね!?


ど、どうすればいいの!?








「てめぇら、邪魔なんだよ!
そこ退け!」







城島さんが睨みながらファンクラブの女の人の波をかき分けて出てきた







じょ、城島さん…?






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