双子ってサイコー!!
好きな人
〜 アキ 視点 〜
家に着くと、マキが僕を待っていたかのように玄関先に立っていた
「……?どうしたの、マキ…??」
「アキ。話がある」
マキは、怖いくらい真面目な顔をしていて
僕はマキのその表情にドキッとしながら
リビングで話すことにした
「……あ、の…ま、マキ?
僕に話しって………」
「アキ。オレは李人が好きだ」
「…………」
ま、マキ……
やっぱり、李人くんのこと……
「オレはアイツをオレのもんにしたい
だから、お前もオレに協力しろ」
「えっ……?き、協力!?
…………う、うん。協力するよ!
だけど、僕…何をすれば……」
僕に出来ることなら
マキに協力するよ!
「簡単なことだ。もうお前は李人に会うな」
「え……?」
「だから、もう李人に会うな」
えっ……?
り、李人くんに会うな…?
な、なんで…!?