秘恋・ヒメコイ・
「木田君練習頑張るのもいいけど遅くなり過ぎないようにね」
「はい、先生。それじゃ」
「気をつけて」
大会まであと一ヶ月帰るのも俺がいつも最後
「ふー疲れたな」
「お疲れ様です部長!」
「今川?」
下駄箱の時計の針を見ると八時をまわっていた
「待ってたのか?」
「はい!」
「まったく危ないだろう一人で道場で待っててもよかったのに」
「あ!そうか!」
「ありがとな」
今川の頭をポンポンと撫でる
「いえ!・・・帰りますか」
「だな」