峭峻記

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剛線縛斬術(こうせんばくざんじゅつ)とは、剛線という鋭利で強靭な極細の剛糸を自在に操り敵を緊縛、または斬撃する武術。
剛線縛斬術は、世に糸使いと呼ばれる者は皆用いる技なのだが、『雅狂流(がきょうりゅう)』をもつものは、滅多にいない。

難易度が高いため会得が難しいというのもあるが、そもそも知名度が低くあまり知られていない。世に出回る武術書にも載っていない秘法である。