LOVE❤︎MISSION 〜マジコイ~
「安藤?楽勝だったよあんな女」
「ギャハハハハ!!お前最低ー」
もう頭の中が真っ白になった。意味が分からなかった。なんで?今までのは何だったの?
裕太にとってあたしは〝あんな女〟だったの?
その時はもう悔し涙を堪えるのに精いっぱいで。
汚い笑い声を背に私は教室を後にした。
それからあたしは決めた。本気で恋なんかもう二度としないって。
もういいんだ。男なんて…男なんてそんなもんなんだから。