この関係をやめたい。

ーーー



午前の授業が終わってお昼の時間になった。





ちなみに楓にはまだたからがこの学校に転校したことを言っていない。





「たーから!お昼さ、楓と3人で食べない?せっかくなんだもん!」






「そうだね、アイツ、びっくりするじゃないかな」




楓のことだから言葉も出ないんじゃない?




たからだって、楓がかなり変わったことにも驚くと思うしね。







「ミーツ、メシだぞ食堂に………は?」





「あっ!楓!びっくりした?」






教室に入ってきた楓は目を見開いてたからを見る。





「お前…たからか…?…マジ?」







「楓も随分変わっちゃったね。不良みたいになっちゃって」





うるせぇ、と言う楓も顔は嬉しいそうで。






あぁ、この感じ、久々だな。


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