一途な二人
優しく伝われ…と強く願いながら言った。

「うっ…蒼汰ぁ…ごめんね…蒼汰の事信じてあげられなかったよぉ…彼女失格だよっ……ごめんねぇ………」
「大丈夫。大丈夫だから。もう泣くな。俺はどんなことりでも、愛してるから……」

俺は優しくことりをなでた。
それから、ことりは泣きやんで、さっきの出来事を話してくれた。

「そうか……辛かったな…でも、ことりには俺がいる!安心しろ!そんで、目冷やせ。腫れちゃうだろ?」
< 13 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop