シェミナート学院に危機迫る?
シェミナート学院に危機!
あれから、30分いや45分位程だったのかな?





お話が終わって、3人でミルクティーを飲んでいた。





ガチャ。バン!





「ま、マリアナ先生‼︎学院の周りにタルーロがいます!」





急に勢いよく部屋のドアが開き、1人の生徒が息を切らしてドタドタと慌てて入って来た。





さっきの言葉に私達は、ドキッとした!





今聞いていた話では、昔に私達の先祖がタルーロ達を倒したから、その時よりもっと強くなって、私達に復讐しにくるだろう。





って言われたから。





「今すぐ、門を閉めて!バリアを!早く‼︎」





マリアナ先生が、これほど焦っている所を見たのは、見たことがない。





そんな先生を見て、





「本当に来たの……⁈」





つい声に出してしまう。





そんな私を見て、メルが、





「先生を見てよ!あっ、もう行っちゃった……
私、どうしたらいいの……」





私は、今の状況を把握出来なくて、何も考えられない。





メルも、キョロキョロと不安そうだ。





「あなた達、ここで何してるの!早く体育館に避難しなさい!」





いつの間にか、校長先生のイザベラ先生が来ていた。





先生に言われ、メルとはぐれないよう手を繋ぎ一緒に外へ出た。





イザベラ先生が、早口で魔術を言っているのを見ると、かなり先生も焦っていた。






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