卒業 〜先生、さよなら〜【短編】

恋を自覚したあの日から。


もう、あの雑用時間もないんだと思うと
なんとも言えない気持ちになる。



〝気持ちを伝えないと絶対後悔する〟



だから今日私は先生に告白する。


というかすでに先生は私の目の前にいる。



私は、先生の心の隙間に入れたのか。

先生は、私の告白をどう思ったのか。

今までどんな風に思ってたのか。



それを今日確かめるために。
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