空に願いを…
みっちゃんには大好きな人がいた
みっちゃんが一目惚れをし
告白して、付き合った
1年が経ち
みっちゃんと彼女は同棲をした
毎日が楽しくて、毎日が幸せで
みっちゃんと彼女は
結婚へと向かっていった
だが、そこには試練があり
その試練を二人は乗り越えられなかった
「彼女の父親に許しを貰えなかった。何度も頭を下げに行ったんだ、家にすら上げてもらえなかった。それでもいつかわかってもらえると思った……彼女と生きていけるなら、何度でも頭を下げに行こうと決めていたんだ…けど、」
けど、彼女は違った
何度も頭をさげる自分に
彼女は申し訳なさが募り
もう、そんなことしないでと言い出した
「亮との結婚は諦める」
それが彼女の出した答えだった