アシスタント!!
「行かんでよかですか」
「どこに行くんですか」
ひとつの戦争を諦めた2人。なんとなく部屋の真ん中で佇む。
開け放した窓から湿った空気が入り込む。
閉めると、
「すいません。3日も休んで」
「携帯も、切っとったとでしょう」
「えっ?あっ?!すいません」
すっかり忘れていた。どこにも、掛ける用もなかった。
「次、落としたら、ダメですからね」
「誰のせいやと思とるんですか」
「はい?」
「もうよかです。次、始めましょうか」
直見が無事に戻ったことで、少し落ち着いた那住。
まさかひとりの女性に、ここまで自分が掻き乱されるとは思いもしなかったのだ。
木下と茅島にも連絡して、翌日から来ることになった。
「直見さん!!」
木下が直見の顔を見るなり抱きついた。よしよしと、巨体を撫でる。
「おい!」
「あっ、すいません」
「今回は落としちゃったので、ごめんなさい。あとの分は頑張りましょう」
「はい!!」
「どこに行くんですか」
ひとつの戦争を諦めた2人。なんとなく部屋の真ん中で佇む。
開け放した窓から湿った空気が入り込む。
閉めると、
「すいません。3日も休んで」
「携帯も、切っとったとでしょう」
「えっ?あっ?!すいません」
すっかり忘れていた。どこにも、掛ける用もなかった。
「次、落としたら、ダメですからね」
「誰のせいやと思とるんですか」
「はい?」
「もうよかです。次、始めましょうか」
直見が無事に戻ったことで、少し落ち着いた那住。
まさかひとりの女性に、ここまで自分が掻き乱されるとは思いもしなかったのだ。
木下と茅島にも連絡して、翌日から来ることになった。
「直見さん!!」
木下が直見の顔を見るなり抱きついた。よしよしと、巨体を撫でる。
「おい!」
「あっ、すいません」
「今回は落としちゃったので、ごめんなさい。あとの分は頑張りましょう」
「はい!!」