梅に鶯 ~新選組と私に刀~
全員一致で、悠真の入隊を賛成した


「…嬉しい」


悠真はんは、にっこり笑い

また、眠ってしまった



また数日眠り続けている間に


朝比奈はんが来た



「悠真ぁーー!!!」



叫びながら、廊下を走り


部屋に入ってから


悠真はんを乱暴に、揺さぶる



「死ぬな!!起きろ!!悠真ぁー!!」



なんちゅー溺愛ぶりやろか




さすがに、目も覚めるわな…




「お兄ちゃん?」




「悠真…よかった!おい!!お前!!
悠真が目を覚ましたぞ!!」



なんか、見てて恥ずかしい…



「お兄ちゃん、大丈夫?」



悠真はんに、心配されるほど

狼狽える朝比奈はん



「どこが痛い?熱は?食べたいものは?
あーーー悠真!!よかった!!
何でも言ってくれ!!」



「静かにしてて…」



「はい」










朝比奈さんの煩さに、集まった幹部らが


全員で、頭を下げた



「悠真を新選組に、下さい!!」



近藤はんが言うと


悠真の意思を確認するように


朝比奈はんは、悠真はんを見た





「私…やっぱり刀が好きです
ここで、皆の刀をお手入れしたり
お料理したり、お掃除とかしたいの」








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