梅に鶯 ~新選組と私に刀~
新選組には、女中が5人いる
西本願寺に、移転する際に雇った
おタエという住み込み女中と同室で
女同士、気も合うようだ
悠真の着替えを手伝い、涙した
おヨウは、悠真を妹のように可愛がる
朝比奈さんから、悠真を一人きりにしないよう、くれぐれも言われている
「沖田さん」
「どうぞ」
美味しそうな大福とお茶を二つ
良かった!
一緒にいてくれるんだね!!
「沖田さんは、斬ることに
……慣れましたか?」
僕は、大福を一口かじり
ゆっくりと味わってから
「慣れませんね
だけど、僕は……斬り続けなくちゃ
僕はね……国とか民とかもいいけど
近藤さんを守りたいんだ!」
「沖田さんらしい
近藤さんさえ守れば、国も民も
守れる!その自信が、伺えますね!」
「信じてますから!」
「ふふっ」
僕が大福を食べ終わるのを
ニコニコしながら、見守ると
「その大福……薬入りです!」
「ええっー!!!」
「どうです?」
「う゛……おいしかった」
「なら、毎日お薬入りの甘味を作ります!
一日一回なのに、ちゃんと薬を飲まないと、治るものも治りませんからね!!」
薬の苦さが嫌で
実は、薬を捨てていた
悠真にバレていた上に、薬入り甘味を
開発されていました
西本願寺に、移転する際に雇った
おタエという住み込み女中と同室で
女同士、気も合うようだ
悠真の着替えを手伝い、涙した
おヨウは、悠真を妹のように可愛がる
朝比奈さんから、悠真を一人きりにしないよう、くれぐれも言われている
「沖田さん」
「どうぞ」
美味しそうな大福とお茶を二つ
良かった!
一緒にいてくれるんだね!!
「沖田さんは、斬ることに
……慣れましたか?」
僕は、大福を一口かじり
ゆっくりと味わってから
「慣れませんね
だけど、僕は……斬り続けなくちゃ
僕はね……国とか民とかもいいけど
近藤さんを守りたいんだ!」
「沖田さんらしい
近藤さんさえ守れば、国も民も
守れる!その自信が、伺えますね!」
「信じてますから!」
「ふふっ」
僕が大福を食べ終わるのを
ニコニコしながら、見守ると
「その大福……薬入りです!」
「ええっー!!!」
「どうです?」
「う゛……おいしかった」
「なら、毎日お薬入りの甘味を作ります!
一日一回なのに、ちゃんと薬を飲まないと、治るものも治りませんからね!!」
薬の苦さが嫌で
実は、薬を捨てていた
悠真にバレていた上に、薬入り甘味を
開発されていました