梅に鶯 ~新選組と私に刀~
【徳川悠真】




参ったか!!!


私の薬を捨てるなんて、許しません!



「ありがとう」

「/////ドウイタシマシテ」


そんな、笑顔で言われると照れます





湯呑みを洗い

炊事場に行くとおタエが、いた



「ふんっ 八方美人だねぇ」



ドカッ



うっ… いったぁ……



思い切りお腹を蹴られた


「ケホッ ケホッ……」



おタエにとっては、嫌がらせなのだろうけど、私はすでに暴力には慣れているし

もしかしたら、私を解放してくれるのは

おタエなのではと、期待すらしている



「もっと、痛がりなさいよ
また、蹴ってやろうか?」


「好きにすればいい……
それで気が済むのなら…死ぬまでやれば?
ふふっ 私は、あなたを恨んだりしない」



ドカッ




さっきより、強く蹴られて


息が出来なかった……




苦しい







早く








私を解放して

















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