梅に鶯 ~新選組と私に刀~
江戸に帰りたい
土方目線
【土方歳三】
「うん!いいよ!応援する!」
茶を貰いに、炊事場へ行くと
いつもなら、気配ですぐに気づくはずの
悠真が、気づきもせず
俺とおタエが恋仲になることを
応援すると明るい声色で言った……
もう、俺への恋心は、なくなったのか
「悠真…」
「あ!土方さん!お茶ですね?
おタエ、お部屋にお願いね!」
「はい!すぐ煎れて、お持ちします!」
おタエが俺から湯呑みを受け取り
ニコリと微笑んだ
悠真は、チラリともこちらを見なかった
それが、答え……なんだな?
俺がいると、知っていて
応援すると
俺に聞こえるように言ったんだな?
結婚よりも、刀をとる
それでも、お前は
俺を想っていると、自惚れていた
「うん!いいよ!応援する!」
茶を貰いに、炊事場へ行くと
いつもなら、気配ですぐに気づくはずの
悠真が、気づきもせず
俺とおタエが恋仲になることを
応援すると明るい声色で言った……
もう、俺への恋心は、なくなったのか
「悠真…」
「あ!土方さん!お茶ですね?
おタエ、お部屋にお願いね!」
「はい!すぐ煎れて、お持ちします!」
おタエが俺から湯呑みを受け取り
ニコリと微笑んだ
悠真は、チラリともこちらを見なかった
それが、答え……なんだな?
俺がいると、知っていて
応援すると
俺に聞こえるように言ったんだな?
結婚よりも、刀をとる
それでも、お前は
俺を想っていると、自惚れていた