✡。:*寵愛姫✡。:*
「うちは神谷陽愛です!いきなりこんな変な人が入ってきて【なんだこの乙面な女、調子のんなカス】とか思ってる人いるかもなんで、気に入らない人はとりあえずうちに文句言ってきてね。」

ニッコリと最後は言ってあげた。

裏で文句グチグチ言われるよりも正面から言われた方が反論のしがいがあるからね(ウフッ

そう言うとこれまた弟に欲しいくらいの男の子がうちに向かって歩いてきた。

ほんとに真正面から来るあたり素直。笑

うちの目の前についてジッと瞳を見られた。

嘘を言ってもわかるようにかな?

そんなことを思ってるとはっきりとした声で尋ねられた。

男1「陽愛さん、どうやって蓮さんにとりいったんですか?媚び売ったりしたんじゃないですか?俺は媚び売る人は嫌いなのでそうだったら姫の立場辞退してください。」

とりいる?

あー、媚び売るてきなあれ?

媚び売るはそのまんまの意味だもんね。

「んー、うち1回も取り入ってないし媚も売ってない。そもそも、蓮のあの性格で媚び売ったところで嫌われるだけでしょ。笑
ご納得いただけましたか?」

男1「じゃあどうして…。」

確かに。
「れーーん!どうして??」

本人に聞くのが手っ取り早いね。うん。

蓮「翔太、一緒にいればわかるよ。陽愛の良さが。」
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