キミに…Kiss
そうして…幸せを噛みしめて眠った翌朝。
駅の改札口で大好きな人の広い背中をたくさんの中からすぐに発見した!
ダッシュし、いつもの調子でたくましい腕を掴む。
「陸~おはよっ!」
「…………」
あれ??
久し振りの無反応?
「どうしたの?」
「ああ。オッス…」
「今日の陸、なんか元気なくない?」
「……べつに。いいから行くぞ」
今、思ったら…この日から
いや…昨日の夜、メールの返信がなかった時から陸の様子はおかしかったのかもしれない。