キミに…Kiss
「えっ?」
龍ニがお前のことを誘ってんのに、なんで俺も一緒なんだよ?
バカ女の頭の悪さに呆れかえっていたら、龍二と目が合った。
お前、まさか──・・・!
「ねぇ、陸は一緒じゃないの?」
「一緒一緒!3人に決まってんじゃんっ!」
「おっ、おい!なに勝手に…」
俺がそう言ってんのに、龍ニが俺の言葉を遮るように腕をしっかり掴み、とんでもないことを言いやがった。
「陸も行くよ。だから愛理ちゃん、行こうっ!」