年 下 溺 愛 系 彼 氏 。
大手…というほどでもない、
いわば普通の広告代理店で働く私、山田琴美。
25歳。
高校で"彼氏ほしーい!!"なんて
一緒になって叫んでた友達はもうほとんど結婚していて、
どこで間違えちゃったのかな…なんて。
「…琴美先輩?」
「えっ、あぁ…で、ここが…」
いけないいけない。
今は社内の施設の説明に集中しないと…
「…中島くんって、いくつだっけ?」
「俺ですか?22です!」
22…
私より3つ下かぁ。
「若いね…羨ましい。」
「そうですか?琴美先輩もあんまり変わらない気が…」
…大人の3歳はなかなか大きいよ。
「…お世辞をありがとう。」
「いや、お世辞なんかじゃ…」
一瞬ドキッとしたけど、
心の奥に眠っていたはずのあの出来事がフラッシュバックする。
…そうだよ。
男なんて、簡単に信じちゃいけない。
甘い言葉で誘い出して、こっちがその気になったら捨てる。
男なんて皆、そんな生き物なんだから。
私は、必死に否定している中島くんを横目に
施設の案内を続けたのだった。
いわば普通の広告代理店で働く私、山田琴美。
25歳。
高校で"彼氏ほしーい!!"なんて
一緒になって叫んでた友達はもうほとんど結婚していて、
どこで間違えちゃったのかな…なんて。
「…琴美先輩?」
「えっ、あぁ…で、ここが…」
いけないいけない。
今は社内の施設の説明に集中しないと…
「…中島くんって、いくつだっけ?」
「俺ですか?22です!」
22…
私より3つ下かぁ。
「若いね…羨ましい。」
「そうですか?琴美先輩もあんまり変わらない気が…」
…大人の3歳はなかなか大きいよ。
「…お世辞をありがとう。」
「いや、お世辞なんかじゃ…」
一瞬ドキッとしたけど、
心の奥に眠っていたはずのあの出来事がフラッシュバックする。
…そうだよ。
男なんて、簡単に信じちゃいけない。
甘い言葉で誘い出して、こっちがその気になったら捨てる。
男なんて皆、そんな生き物なんだから。
私は、必死に否定している中島くんを横目に
施設の案内を続けたのだった。