EVIL EYE
「いやぁあああ!!」
部屋中に広がる大量の出血とその光景を笑う女の子が怖くなって
私は、和貴の家を飛び出した。
どこか遠く!もっと遠くに逃げたい!!
そう思っただけど、どんなに走ってもあの女の子の笑い声が耳からはなれない…
もう嫌!!
もうこんなの嫌だよ!!
「それなら死んじゃえばいいじゃん」
…え?
振り向いてみるとセーラー服の少女が私の背中を押した
「きゃぁあ!!」
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