EVIL EYE

「そうですか。では、何か分かったことがあればこちらに連絡してください」


そう言って刑事は、私に電話番号が書いてあるというメモを渡し

病室から出た。


栞は、私を抱きしめて泣いていた

私も包帯に巻かれた目から涙を流した





和貴が殺されたのは、現実
けして夢では、ない

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