その背中、抱きしめて 【上】



高遠くんの声は魔法がかってる。

逆らえない。



ううん、そうじゃない。

私をその気にさせる。









ゆっくり自分の唇を高遠くんの唇に近づける。




触れるだけのキス。




それから少しだけ唇を離して




もっと深いキスをした。





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